なぜ落ちる?保証会社の審査に通らなかった時に考えること

なぜ落ちる?保証会社の審査に通らなかった時に考えること 賃貸術
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くろやぎ
くろやぎ

マンションを借りたくて不動産屋で申し込みをしたのに「保証会社の審査に通らなかった」と連絡があった。

審査に落ちることってよくあるの?もうマンションを借りられないの?

あかねこ
あかねこ

賃貸の入居審査に落ちてしまう人には特徴があるんだ。

どんな人が審査に落ちてしまう可能性があるのかを知って、出来るだけ対策をすることが大事だよ。

それに一度入居審査に落ちたからといってどのマンションも借りられないようになるなんてことはないから安心して。

 

 

あかねこ
あかねこ

この記事ではこんなことがわかるよ!

・入居審査に落ちてしまう人の特徴

・入居審査に落ちてしまった時の対処法

1つの保証会社で審査に落ちてしまったら全部の審査に影響する?

賃貸契約で利用する保証会社はいくつもありますが、家賃の滞納情報や申し込み情報を共有しているのは一部の保証会社のみで全ての保証会社が情報を共有しているわけではありません。

万が一、保証会社の審査に通らなかったとしても系列の違う保証会社であれば問題なく審査を通過できる可能性が十分にあります。

 

1つ目の保証会社の審査がダメだった場合、同じ系列で情報共有されている保証会社の審査を再度申し込んでも結果は同じです。

申し込むマンションや管理会社によって利用できる保証会社が違いますが、2つ目以降の保証会社審査を申し込む場合には情報共有されていない系列の違う保証会社かどうかを不動産屋に確認してから申し込むようにしましょう。

保証会社の審査で落ちる人の7つの特徴

保証会社の審査に通らない人には特徴があります。

こんな人は保証会社の審査にまず通らないという7つの特徴がこちらです。

家賃を滞納している

現在家賃の滞納をしている、もしくは退去済みの部屋の未払い家賃が残っている場合には審査で落とされます。

保証会社は保証人の代わりという立ち位置で、万が一契約者に家賃滞納があった場合に立替払いや督促業務をしないといけなくなるので、すでに家賃の支払いができていない人の保証をしてくれるわけもありません。

過去に家賃滞納で代位弁済を受けている

過去に家賃滞納をしていて保証会社に代位弁済(立替払い)をしてもらっている場合には、同じ保証会社での審査は通りません。

過去にどれだけの家賃を滞納して、どれだけの家賃を立て替えたのかという履歴が保証会社ごとにしっかり残っているので、たとえある程度の期間が経過していたとしても期待は薄いです。

信用情報に傷がついてる

最近増えている信販系保証会社(オリコ、アプラス等)は個人信用情報を取得して審査をします。

この個人信用情報では

  • 借り入れ状況(ローン契約や支払い状況等)
  • クレジットカードの利用状況
  • 支払い遅延状況

等の金融情報が確認できます。

たとえ家賃の支払いに遅れがなかったとしても、他のローンの支払いが遅れている場合には審査には通りません。

新規のクレジットカード発行審査で落ちてしまう人は信販系保証会社はほぼ通らないと思っておきましょう。

家賃と収入が釣り合っていない

収入に対して家賃が高すぎる場合には将来的な家賃滞納が目に見えているので審査で落とされてしまいます。

目安として共益費や駐車場料金を含めた家賃が手取り月収の3分の1を超えてしまうと「高すぎる」と判断されてしまう可能性があるので要注意です。

緊急連絡先に連絡がつかない

保証会社の審査では申込者以外に緊急連絡先(契約者に連絡がつかなくなったときの連絡先)が必要になります。

審査中に申込者と緊急連絡先となる人に保証会社から本人確認の連絡がありますが、電話に出れなかった場合に折り返し連絡をしなかったり、緊急連絡先になりたくないというような話をされてしまった場合には審査に通りません。

 

  • 保証会社から本人確認の連絡があること
  • 連帯保証人ではなく緊急連絡先になってもらいたいこと

を事前にきっちり説明して協力をしてもらいましょう。

入居申込書に書いてある内容と電話確認時の内容が違う

入居申込書に嘘を書いてバレてしまった場合にも審査を落とされてしまいます。

保証会社の審査で1人1人面談をするわけにもいかないので、入居申込書に書いた内容と本人確認で電話で話した内容で審査されることになります。

その申込書に嘘を書いてしまうと一気に信用をなくしてしまいますので注意が必要です。

 

入居申込書に虚偽記載をしたとバレてしまう一番の原因は電話確認の時の受け答えです。

不動産屋によっては

申込書には〇〇って書いてください。

それだと審査に落ちてしまうので□□と書き直してください。

と記載内容を指示されることもあり、言われるままに書いているので保証会社から本人確認で電話があったときに申込書に何と書いたか覚えていなくて申込書通りの正確な受け答えができなくなって嘘がバレてしまいます。

スムーズに受け答えができるように入居申込書のコピーをもらっておくことも大事です。

本人確認での態度が悪い

他の保証会社と情報を共有していない限り保証会社が申込者を判断する材料は、

  • 申込書の情報
  • 本人確認の電話で得られた情報

の2つです。

この2つの情報を元に家賃保証をするかどうか決めるわけですが、本人確認の電話で態度があまりにも悪いと審査で落とされてしまいます。

万が一家賃滞納があった場合には契約者に対して督促をしていくことになりますので、態度が悪く話し合いができないと思われてしまうような人の審査が通らないのも当然ですね。

過剰に丁寧にする必要はないですが、電話の相手ときちんとキャッチボールができるように心がけましょう

 

保証会社の審査は通ったとしても、大家さんが入居に関してNOと言えば契約が進まなくなります。

大家さんに契約を拒否されてしまうケースとしては、

  • 職業の属性(水商売や長距離ドライバー等)
  • 人柄や見た目

があります。

大家さんはトラブルを嫌いますので、昼夜逆転系の職業や大きな刺青を見せて威圧しているような人の入居に関してはかなり消極的です。

審査に落ちた時の対処法

保証会社の審査に万が一落ちてしまった場合の対処法は次の3つです。

  1. 審査に落ちた理由を見つけて改善する
  2. 別の保証会社の審査をかけてみる
  3. 審査のゆるい物件を探し直す

審査に落ちた理由を見つけて改善する

審査に通らなかった場合であっても保証会社はその理由を教えてくれません。

先ほど書いた「保証会社の審査で落ちる人の7つの特徴」に当てはまることがないかを改めて考え、改善できることであれば改善してから次へ進むようにしましょう。

少しでも審査に通る確率を上げる努力は必要です。

別の保証会社の審査をかけてみる

審査落ちした保証会社と申し込み情報や審査情報が共有されていない系列の違う保証会社では違う審査結果が出ることも多いです。

個人信用情報に傷がついている場合には信販系の保証会社は通りませんが、一般の保証会社では個人信用情報を確認できないので審査に通る可能性は十分にあります。

同じマンションでも別の保証会社を利用できる場合もあるので、同じ系列で情報共有されていないかを不動産屋に確認したうえで再審査を依頼してみましょう。

審査のゆるい物件を探し直す

希望しているマンションで別の保証会社が使えない場合には、審査のゆるい保証会社を利用できる物件を探し直すことになります。

たとえば全国に10万室以上の部屋があるビレッジハウスでなら月々のコストや初期費用も抑えられるうえに、独自の審査基準を採用しているのでチャレンジしてみる価値はあります。

 

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まとめ

1つの保証会社の審査に落ちてしまったからといって部屋を借りることを諦める必要はありません。

別の保証会社の審査に通る可能性も十分にあるからですが、審査に落ちた保証会社と次に審査をかけようとしている保証会社の間で審査情報について情報共有されているようでは意味がありませんので、その点は事前に不動産会社に確認してから審査を進めましょう。

 

また、保証会社の審査に落ちる人の特徴としては次の7つです。

  1. 家賃を滞納している
  2. 過去に家賃滞納で代位弁済を受けている
  3. 信用情報に傷がついてる
  4. 家賃と収入が釣り合っていない
  5. 緊急連絡先に連絡がつかない
  6. 入居申込書に書いてある内容と電話確認時の内容が違う
  7. 本人確認での態度が悪い

これらに心当たりがあるようであれば正直に不動産会社に相談し、改善できるところは改善し、もしも改善できないような内容であれば審査に通りそうな保証会社を利用できる物件を改めて紹介してもらいましょう。

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