新築アパートに引っ越すときに覚えておくべき4つの注意点

新築アパートに引っ越すときに覚えておくべき4つの注意点 引っ越し術
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くろやぎ
くろやぎ

今度新築のアパートに引っ越すことになったんだ。

全部新品だから気持ちがいいよね。

今から楽しみだよ。

あかねこ
あかねこ

新築っていいよね!

でも新築アパートに引っ越す場合にも注意しておかないといけないことがあるんだ。

あとで後悔しないように今のうちに覚えておこう!

 

賃貸の新築アパートは一度も誰も住んでいない綺麗なところに住めるという大きなメリットはあるが、その一点だけを見ていると後悔してしまいます。

新築だからこその注意点を学んでおきましょう。

新築アパートへ引っ越す際の4つの注意点

新築アパートへ引っ越す際に注意しておくべきことが4つあります。

これらは新築特有のもので、油断していると引っ越しがスムーズに進まないこともありますのでしっかり準備していきましょう。

  1. 工事が遅れる可能性がある
  2. 思っていたものと違う
  3. インターネットの工事に時間がかかる
  4. 退去時に残っている傷や汚れの原状回復責任

工事が遅れる可能性がある

  • 天気
  • 建築中のトラブル
  • 役所の検査

新築アパートの工事はこういった色々な理由で完成が遅れてしまうことがよくあります。

通常はある程度余裕をもって入居可能日を設定していますが、雨が続いて工事が止まってしまったり、工程がズレてしまって役所の検査が間に合わなかったりと予想外のことが起こってしまうと入居可能日がどんどん後ろへとズレてしまいます。

 

入居可能日がズレてしまうと

  • 予約していた引っ越し業者の日程変更
  • 家具家電を届けてもらう日程の変更
  • エアコンの取り付け日程の変更
  • 退去するアパートの退去日程の変更

とやるべきことが一気に増えてしまうので注意が必要です。

 

ギリギリになって「工事が少し遅れてるので入居できる日が遅れます」なんて言われたところでそれぞれの新しい日程を確保するのも大変ですし、退去するアパートの次の入居者が決まっていたりすれば退去日程を後ろにズラすことも難しくなるので、入居可能日に変更がないかは定期的に確認しておくことが大切です。

思っていたものと違う

すでに建築されているアパートを借りるときは実際に室内を見てから契約できますが、新築アパートではそうはいきません。

 

実際に出来上がってみると

  • 洗濯機置き場の幅が狭い
  • シューズボックスが小さい
  • コンセントの数が少ない
  • カーテンレールが付いていない

など、思っていたものと違ってために想定していた家具や家電が置けなかったり、配置をあらためて考え直したりしないといけなくなることもあります。

 

新築なので綺麗なのは間違いありませんが、実物を見て決めるわけではないので出来上がったものが思っていたものと違うこともあるという点は覚悟しておきましょう。

インターネットの工事に時間がかかる

新築アパートの場合にはインターネットプロバイダに住所の建物の登録がない状態からのスタートなので、既存のアパートよりも早めに手続きを始める必要があります。

既存のアパートであっても新規でインターネットの引き込み工事を依頼する場合には1ヶ月以上待たされることがあるので、契約する部屋と建物住所が確定した時点でできるだけ早く申し込みをすることが大切です。

 

既存のアパートと同じようなタイミングで考えていると入居してからもしばらくインターネットを使えない状態が続くことになるので、建物が完成するまで待つようなことはせずに入居可能日の2ヶ月前を目安に手続きを進めていきましょう。

 

退去時に残っている傷や汚れの原状回復責任

新築アパートでは当然、床材や壁クロス等すべてが新品の状態で住み始めることになります。

これは退去時点で部屋に残っている傷や汚れをつけたのがあなただと判断されることを意味します。

 

新築で綺麗だからといって全く傷がないわけではなく、よく見ると工事中についたと思われる傷や汚れがついていることはよくあります。

入居時点から付いていた傷や汚れについてまで退去時に原状回復責任を負わされても困るので、既存のアパートを借りたときと同様に荷物を運び入れる前の入居前点検は必ずやっておくべきです。

 

新築アパートの契約手続きのタイミング

新築アパートに入居したい場合は完成してから入居申し込みをしようとしても遅いです。

建築が始まる頃に入居者募集がスタートしますので、部屋探しで不動産屋へ行った段階では建物は建っておらず、ほとんどの方がイメージパース等を見て入居を決めることになります。

 

建物が完成して実際に部屋を見てから契約するかキャンセルするかを決められるならいいですが、仮に完成してからでもキャンセルができるとなってしまうと、その時点からまた新たな入居者を探さなくてはならなくなるので認めてくれる大家さんはいないでしょう。

 

入居申し込みを済ませて部屋を押さえますが実際に入居するまでにかなりの期間があるので、その間に全ての契約手続きを済ませてしまうことになります。

つまり契約手続き後に初めてこれから住む部屋を見るという通常とは反対の流れになります。

まとめ

実際に住む部屋を見ることなく契約手続きを進めることになるので多少のリスクはありますが、新築アパートは建物が完成する頃には空き部屋がなくなっていることが多く、部屋向きや角部屋にこだわりがある場合は特に早く行動する必要があります。

 

実際に新築アパートへ引っ越す場合は新築特有の注意点が4つあります。

  1. 工事が遅れる可能性がある
  2. 思っていたものと違う
  3. インターネットの工事に時間がかかる
  4. 退去時に残っている傷や汚れの原状回復責任

 

新築アパートへの引っ越しはすでに建っているアパートへの引っ越しとは別物だということをしっかり理解しておきましょう。

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