ご近所さんへの挨拶まわりって面倒だな・・・。
引っ越し後のご近所への挨拶まわりを面倒だと感じる方は多いですが、そこでながく住み続けるためにはご近所の方とは良好な関係を築いておくことが大切です。
- 引っ越し先のご近所にどんな人が住んでいるのかを知る
- 引っ越し先のご近所に住んでいる人にどんな人が引っ越してきたのかを知ってもらう
引っ越した側がご近所にどんな人が住んでいるのかを知りたいのと同様に、元から住んでいる人もどんな人が新しく引っ越してきたのかは気になっているはずなので、まずは率先して挨拶へ行くことで良い印象をもってもらうことを心がけましょう。
引っ越し先での挨拶まわり失敗談
今回は60名の方に引っ越しの挨拶まわりに関するアンケートを回答いただいたので、その中から失敗談をピックアップしました。
迷惑に感じている?!
新婚の時に上の階の人に挨拶に行きましたが何度行っても留守でした。
後日、隣の人に相談すると上の階の人は中年男性の一人暮らしということがわかりました。
勤務も不規則で帰り時間が読めず時間帯をずらして何度も行きましたが、2週間しても一度も会えず半ばあきらめかけていました。
そういった人にとっては引っ越しの挨拶に来られることは逆に迷惑と感じるのではないかと主人とも話し合い、結局挨拶の品として用意していたタオルは我が家で使ってしまいました。
それから1ヶ月ほどした時にたまたま見かけることができたので、軽く挨拶はしましたが後ろめたさが残りました。
苦手な人もいる
賃貸のアパートに引っ越しをした時に左右と上下の四部屋の方に洗剤をもっていきました。
三部屋の方はスムーズに渡せたのですが、残り一部屋の方は何度かチャイムを鳴らせてもらいましたが不在でした。
どうしようかなと思っていた数日後に管理会社から連絡があり、「新居のあいさつ回りは嫌がる方もいらっしゃるのでご遠慮下さい」と言われてしまいました。
あいさつ回りをさせてもらえたなかった一部屋の方がインターフォンを見て、引っ越してきた人だとわかり管理会社に連絡したそうです。
あいさつ回りは常識だと思っていたので、あまりしつこく行き過ぎるのも良くないと勉強になりました。
遅れてしまった!
引越してお隣の家に挨拶に行ったのですが、タイミングが悪かったのかなかなか会うことができず挨拶が遅くなってしまった。
向こうは近所付き合いにそれほど関心がないようで、それからは会っても挨拶してもらえません。
お互いの距離感があるから仕方ないのかなと思っています。
また、反対側にある隣の三階建の建物がアパートとは知らず、一階の人にだけ挨拶に行ってしまいました。
三階のベランダで会う方には挨拶してないので、出会っても挨拶なくお互いスルーしてます。
町内のベテランの方などに話を聞いてから、挨拶に行くタイミングとかを判断すればよかったのかなと今は思います。
引っ越し先での挨拶まわり体験談
引っ越しの挨拶まわりに関するアンケートを回答いただいたので、その中から体験談をピックアップしました。
やってよかった!
引越し作業をしている時に同じ階に住んでいる年配の人と出会ったが、引っ越しの挨拶に行くのが遅くなってしまい「ご挨拶が遅くなり、すみません」と伝えると、「最近は挨拶にこない人の方が多いから全然いいのよ。ここに長く住んでいるから何か分からないことがあったら言ってね。」と言ってもらえた。
その後、ゴミ捨てなどで会っても挨拶するようになり管理会社に聞きづらいことや住んでいて疑問に思ったことなどを聞いたりと良い関係を築くことが出来ている。
今まで住んでいた地域と全く違うところに引っ越してきたので、とても安心できた。
しっかりした子供にホッコリ
上階にシングルマザーと小学生と幼稚園児の2人の小さなお子さまが引っ越してきて、引っ越しの挨拶に来てくれました。
お母さんがスゴくマナーのある方だったので、お子さまの教育もスゴくしっかりされていて、小さな子が頭を下げて「これからよろしくお願いいたします」と言ってくれました。
そんなかわいらしい姿を見てスゴくホッコリとしました。
シングルマザーで大変だと思いますが頑張ってほしいと感じました。
前に上階に住んでいた挨拶に来なかったファミリーは子供が室内を走り回って、うるさいなぁ・・・とイラッとしていましたが、今のお子さまはあのかわいらしい姿を見たからか全くイラつくこともありません。
最初の挨拶がいかに大切なのかを実感します。
第一印象って大事
これは夫婦の方が挨拶に来てくれた時のことですが、2人揃ってきてくれますとかなりほっこりしますよね。
愛想もよくこちらも気持ちよく付き合っていけるなと思いました。
「賑やかですがどうぞよろしくお願いいたします」ときっちり挨拶をしていただき、相手に好印象をもっていると多少の騒音なんかまったく気にならないです。
第一印象とはそれほどまでに大事なんだなと痛感しました。
逆に第一印象が悪かったら大家さんにクレームを入れてたかもしれません・・・。
私も低姿勢かつ愛想よくは本当に見習おうと思いました。
やはりトラブルとかを避けるためにも多少の近所付き合いは必須になると思いますので。
ありがたい先輩
私が引っ越した時は子供が生まれてすぐだったので、特に階下の方には「今はまだ動かないので静かですが、この先騒音などでご迷惑おかけすると思うのでうるさかったらいつでも言ってください」とお願いしました。
相手方は男の子3人を育て終えられた方で「子供の騒音はお互い様で我が家も他の方に迷惑をかけてきたので気にしないでください。たくさん遊ばせてあげてください」と言ってもらい、とても安心したのを覚えています。
もちろん、そう言われたからといって騒音立て放題は良くないので、コルクマットを敷いたり夜は早めに寝かせたり、お友達が来た時は飛んだり跳ねたりは注意していました。
初めに挨拶しておく事でエントランスなどでお会いした時に「いつもうるさくしてすみません。大丈夫すか?」とお尋ね出来るのが本当に良かったなと思いました。
また、我が家も一度挨拶に来てくださった方の騒音はそこまで気になりませんが、どんな方が住んでるのかわからない状態で騒音をすごくたてられると、イラっとしたりうるさいなと思ったりするので、なるべく挨拶には伺うようにしています。
手紙で挨拶
コロナで外出もできなかったし、あまり人と会うことを良しとしない時期だったためあまり交流ができませんでした。
そんなとき、手紙などで直接会わなくても引っ越しの挨拶できる方法があることを知ったので、その方法で両隣に挨拶をさせていただいた。
そのため今のところトラブルなく、両隣の方とはごみ捨てくらいしか会うことがないものの良好な関係を築けていると感じています。
やはり挨拶はやっておくと自分としても安心だし、相手に自分の存在を認知してもらうことは犯罪防止にもなるので非常に有効な手段だと思う。
私のようになかなか会えない事情があるような場合には手紙などの手段を使うのもありかなと思います。
まとめ
その地域でながく住むためには最低限の近所付き合いは必要になります。
引っ越しの挨拶を面倒だと感じてしまうかもしれませんが、
- 引っ越し先のご近所にどんな人が住んでいるのかを知る
- 引っ越し先のご近所に住んでいる人にどんな人が引っ越してきたのかを知ってもらう
ためにも早めに済ませてしまいましょう。
引っ越し後の騒音等で迷惑をかけてしまった後に挨拶に伺うのでは近隣の方の印象はあまり良くない可能性が高いので、迷惑をかけてしまう前に早めに行動し近隣の方の印象を少しでも良くしておくことが大切です!
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