原状回復費用を安く抑えるために守るべき5つの禁止事項

節約術
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くろやぎ
くろやぎ

アパートを退去する時にはどれぐらいお金がかかるんだろう・・。

少しでも退去費用を抑える方法はないのかな・・。

賃貸アパートを退去する時に高額の費用を請求された!なんて経験がある方もいるかもしれません。

ただ、こういったことは事前に対策をしておくことである程度は避けることができます。

 

トラブルなくスムーズに退去するためにも早い段階から、できることなら新居に入居した時点から原状回復費用に関する対策をしておくことがおすすめです。

具体的にご紹介している守るべき5つの禁止事項については簡単なことばかりなので、ぜひ実践してみてください。

アパートの退去時にかかる費用はバカにできない

アパートを退去する際には新居にばかり気持ちが向いてしまいますが、退去時には原状回復費用を負担しないといけません。

この原状回復は借りたときの状態に戻すというものではなく、賃貸している期間中に借主の故意(わざと)または過失(うっかり、注意不足)によって部屋や設備を壊したり傷つけたりした場合に修理費用を負担するというものです。

 

つまり綺麗に使っていれば費用負担することなく退去することもできますが、反対に使い方が悪ければ数十万円の請求が来ることもあります。

あくまでも借り物であることを意識しておかないと最後に痛い目を見ることになってしまいます。

退去時にかかる費用を安く抑えるために守るべき5つの禁止事項

アパートを退去する際の原状回復費用の負担をできるだけ軽くするためには綺麗に使うことが大事ですが、具体的に気をつけないといけないことを5つご紹介します。

壁に穴を開けない

通常生活をしていて勝手に壁に穴が空くことはないので、壁に穴が空いてしまうようなことがあれば当然退去時の負担となります。

この壁の穴とは大きいものだけが対象ではなく、画鋲などの穴についても指摘されることがあります。

小さい穴1つだけであればあまり目立ちませんが、近い場所に何度も繰り返し穴を空けていると退去立会いの際にもかなり目立ちますので注意しましょう。

タバコは室内で吸わない

タバコの染み付いた匂いや壁紙の黄ばみは退去時の負担となります。

7年以上継続して借りているのであれば壁紙の耐用年数も考慮されるので負担は減りますが、借りた時点では何年住むのかなんてわかりません。

だからこそ入居時点から気をつけておくことが大事なんです。

 

具体的にはタバコを吸う場所をキッチンの換気扇下やバルコニーに限定してしまうのが一番いい方法です。

家具を引きずらない

フローリングを傷つけてしまうと高額の原状回復費用を請求されます。

机やソファ、ベッドなどを設置する際や移動する際には絶対に引きずってはいけませんし、椅子の足にも注意が必要です。

 

フローリングにも傷つきやすい材質のものもありますので、家具を設置する時に設置面にカバーをつけておくと安心です。

カバー自体はホームセンターや100円ショップで売ってますので探してみてください。

設備の故障を隠さない

生活していると各種設備に不具合が出ることがあります。

設備の故障については大家さん側に修理責任がありますので、気づいた時点で報告しておかなければなりません。

 

  • 部屋に入られたくない
  • たいした故障じゃないから我慢すればいい

こんな風に考えて大家さんへの報告をせずに故障を放置する方もいらっしゃいますが、故障箇所を放置すればするほど修理費用が高額になり、責任を問われる可能性が高くなります。

過去には台風時に瓦がズレて、そこから雨水が侵入していたのを知っていたのに放置していたというものがありました。雨が降るたびに雨水が浸入して天井が濡れていることに気づいていたものの、水が垂れてくるわけでもないからと長期間放置しており、退去時に大家さんと室内を見にいった時には天井の一部がカビだらけになって、天井裏では木部が腐って大惨事になっていたということが実際にありました。

隠れてペットを飼わない

ペット飼育の許可が出ていない部屋でペットを飼うのは契約違反です。

ペットを飼いたいと思う人が増えるのに反して飼育可能な部屋が一向に増えませんので「内緒で飼ってしまおう」という考えになるのかもしれませんが、契約違反をして隠れてペットを飼っていた場合には、ペットが汚したり壊したりした箇所全ての原状回復費用を負担することになりかねません。

ペットを飼う場合には必ず大家さんの許可をもらい、床や壁紙が汚れないように早い段階から対策をしておくことが大切です。

まとめ

アパートを退去する際の原状回復費用については、新居への引っ越しが完了した後に請求されることになりますので高額請求だった場合にはかなりの痛手です。

不意な高額請求を回避するためにも最低限、次の5つの禁止事項は守りましょう。

  1. 壁に穴を空けない
  2. タバコを室内で吸わない
  3. 家具を引きずらない
  4. 設備の故障を隠さない
  5. 隠れてペットを飼わない

 

出来るだけ退去時の負担を減らすためにも日頃から綺麗に使うように心がけ、早いうちから原状回復費用に対する対策を意識しておくことが大切です。

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