水道が使えない?引っ越し前に忘れずやっておくべき手続き

水道が使えない?引っ越し前に忘れずやっておくべき手続き 引っ越し術
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「水が出ないんですけど」

「お湯が出ないんですけど」

「電気がつかないんですけど」

これらは新しい部屋に引っ越した当日によくあるトラブルですが、実際は事前の手続き忘れが原因になってることがほとんです。

不動産屋で賃貸契約をしたからといって全ての手続きを不動産屋が代行してくれるわけではありませんからね。

 

そこで、引っ越しをした際にはどんな手続きをしておかなければどんな不都合が起こるのかを解説していきます。

ストレスなく快適に新生活をスタートさせるために引っ越し前に必要な手続きについてしっかり学んでいきましょう。

水道の開栓手続き/閉栓手続き

市役所で水道の開栓手続きをしておきましょう。

市によっては開栓用紙の提出が必要な場合や大家さんの署名捺印・開栓手数料なんかが必要になる場合もあるので事前に確認しておく必要があります。

 

引っ越し日が平日であれば市役所で当日に開栓手続きができる場合もありますが、あまり遅い時間だと翌日にならないと現地へ来てもらえない可能性もあったりしますので早めに準備をしておくことが大事です。

土曜・日曜なら市役所で開栓手続きすらできないので週明けまでは水の出ない部屋で過ごさないといけなくなります。

水が出ないと炊事ができないだけでなく、トイレも流せないし当然お風呂も入れませんのでご注意ください!

 

また、前に住んでいたところの水道の閉栓手続きについても忘れずにやっておきましょう。

閉栓手続きを忘れてしまうと、リフォーム工事等で水を使う際にあなた名義で水道メーターが回り続けることになってしまいます。

 

大家さんや管理会社で使用量を検針しているようなら常に開栓状態にしてくれている可能性があるので開栓手続きや閉栓手続きが不要なこともあります。

水道の開栓手続きや閉栓手続きが必要かどうかを早い段階で不動産屋(大家さんや管理会社)に確認して余裕を持って行動しましょう。

電気の供給契約手続き/解約手続き

電気の自由化が始まり、どこの電力会社と契約をするかを各自が選べるようになりました。

入居する日までに電力会社に連絡をとって電気の供給契約を済ませておきましょう。

お客様番号等が分かるならインターネットでの契約手続きもできます。

ブレーカーを上げて電気が使える場合でも電力会社との契約手続きは必ず必要になります!

 

  • 通電が止められている(ブレーカーを上げても電気が使えない)
  • 使用量メーターが取り外されている
  • その部屋で今まで使われていた電力会社から別の電力会社へ乗り換える

これらの場合には実際に電気が使えるようになるまで時間がかかる可能性があるので少し余裕を持って手続きをすることをオススメします。

 

あとは忘れがちなのが、オール電化物件での電気温水器の設定です。

電気温水器は深夜電力を使ってお湯を沸かすため、引っ越し日に電源を入れてもすぐにはお湯が出ません。

遠方への引っ越し等で、自分で前日までに電気温水器の通電と設定ができないような場合には仲介会社や大家さんに早めに相談してみましょう。

 

こちらも水道と同様に今まで住んでいたところの電気供給契約の解約も忘れずにしておいてください。

自分の契約名義の電気を他人に使われてしまうのは大きなトラブルの元です。

ガスの開栓手続き/閉栓手続き

使うガスが

  • 都市ガス
  • プロパンガス

のどちらなのか種類を確認したうえでガスの開栓手続きをしておきましょう。

ガスを開栓していないとお湯が出ないのでご注意ください!

 

ガスの開栓手続きには原則立ち会いが必要になるので、お仕事の都合等を事前に確認したうえでガス会社で開栓予約をとります。

ガス開栓時に印鑑開栓保証金(5,000〜10,000円ほど)など準備しておくものがないかどうかを確認することも大事です。

 

使っているガスがプロパンガスの場合は原則大家さんがガス供給会社を選択することになりますが、一戸建て賃貸の場合、プロパンガス供給会社をコチラで選択できることがあります。

その場合にはできるだけガス単価の安いところを探して契約しましょう。

プロパン会社ではガス単価を会社ごとに設定しており、大家さんとの契約(ガス設備の新設やメンテナンス工事を無料でする代わりにガス単価を少し上乗せする等)でガス単価が他の会社よりも高くなっていることもあります。

 

ガスの閉栓手続きには立ち会いが不要なことがほとんどなので、今まで使っていたガス会社へ電話で連絡をして、室内の元栓を閉める以外にどのようなことをしておけばいいのか指示を仰ぎましょう。

インターネットの移行手続き

今まで使っていた部屋から新しい部屋へ配線を引き込み直さないといけないので、インターネットの移行手続きには一番時間がかかります。

大家さん・管理会社の許可取りから始まり工事日程の調整、実際の工事の順番待ちと想像しているよりもずっと待たされることになるので、新しい部屋を決めた段階で「〇〇へ引っ越すことになったので移行手続きをしたい」とプロバイダに連絡をして、手続きの一連の流れを確認・把握しておくことが大事です。

その後、新しい部屋の鍵をもらえる日が決まった段階で日程の調整をして工事日を決めていくと手続きがスムーズですね。

 

引っ越し日が近づいてから「移行手続きをしたい」と連絡をした場合、時間に余裕があればいいですが、あまり日程に余裕がなければ引っ越し後しばらくは部屋でインターネットが使えないなんてことにもなりかねません。

 

これは別のプロバイダに乗り換えて新規で契約・配線引き込み工事を行う場合でも同じことです。

引っ越しした日から新しい部屋でインターネットが使えるよう、少しでも早く手続きを始めるよう心がけておきましょう!

まとめ

新しい部屋の鍵をもらえる日が決まれば、事前に次の4つの手続きを忘れずにやっておきましょう。

  1. 水道の開栓手続き/閉栓手続き
  2. 電気の供給契約手続き/解約手続き
  3. ガスの契約手続き/閉栓手続き
  4. インターネットの移行手続き

 

もしこれらの手続きを忘れてしまうと引っ越し当日から

「水が出ない」

「お湯が出ない」

「電気がつかない」

といった余計なトラブルが起こってしまうことになります。

快適に新生活をスタートされるためにもこれらの手続きは「早めに」「忘れずに」やっておきましょう!

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