ルームシェアに興味があるんだけど実際にはどんなメリットがあるんだろう?
ルームシェアをするデメリットもあるなら教えて欲しい。
ルームシェアには一人暮らしとは違うメリットが沢山あるんだよ。
ただし、デメリットになることも多いから事前にある程度理解しておかないと後々のトラブルにつながることになるから注意しよう!
この記事でわかること!
・ルームシェアのメリット
・ルームシェアのデメリット
・ルームシェアを長続きさせるコツ
ルームシェアのメリット
ルームシェアは一人暮らしにはないメリットがたくさんあります。
その中でも特に重要なのが次の8つです。
- 家賃や生活費を抑えられる
- 良い条件の物件に住める
- 家事を分担できる
- 何かあった時に助け合える
- 相談相手が近くにいる
- 防犯面で安心感がある
- 良い家具や家電が揃えられる
- 生活リズムが整う
①家賃や生活費を抑えられる
毎月かかる家賃や水道・光熱費やインターネット料金などの費用を同居人数で分割して負担するので一人当たりの費用負担がかなり軽くなります。
一人暮らしをするよりも住居にかかる負担を軽くできるので、その分自由に使えるお金が手元に残るのは嬉しいことです。
②良い条件の物件に住める
ワンルームは非常にコスパが悪く、一人暮らしで家賃を抑えようとすれば
- 部屋が狭い
- トイレと風呂が一緒
- 駅から遠い
などの不利な条件を受け入れる必要があります。
ルームシェアでは数人で家賃を出し合って部屋を借りるので、一人暮らしの狭いワンルームではなくて2LDKや3LDKのファミリー向け物件や人数によっては一戸建てを借りることもできます。
高い家賃を支払える層を受け入れるためのグレードの高い物件の住みやすさはワンルームマンションとは比べ物になりません。
③家事を分担できる
家事を全て自分でしなくていいのも大きなメリットです。
仕事から帰って家事を完璧にこなそうとするとそれだけで時間が足りなくなってしまうので、苦手な家事ほど手を抜いてしまいがち。
家事の分担を決めて負担を減らすことができれば、好きなことをする自分の時間も作れますし、一つ一つの家事の精度も上がるので一石二鳥です。
④何かあった時に助け合える
同居人がいるというのは困ったことがあったときに助け合えるというメリットもあります。
自分が留守のときに届いた荷物を受け取ってもらえますし、家具の組み立てや部屋の模様替えなど一人ではできない作業を協力しあったりできるのも楽しみの一つです。
⑤相談相手が近くにいる
仕事や対人関係で悩んだときに話せる相手が近くにいるというのは非常にありがたいことです。
大きな悩み事を抱えているときに一人でいると塞ぎ込んでしまったり、やけ酒に走ってしまったりと生活が荒んでしまいます。
「一人じゃない」というだけで気持ちが楽になったりしますし、愚痴を聞いてもらえるだけで前向きな気持ちになれます。
⑥防犯面で安心感がある
自分が留守にしている時間帯に家に誰かがいてくれたり、夜に部屋に一人きりじゃないので防犯面に関しても一人暮らしよりもはるかに安心感があります。
帰る家に電気がついているだけでホッとしますし、「行ってらっしゃい」や「おかえり」のある生活は思っている以上に良いものです。
⑦良い家具や家電が揃えられる
ソファやテーブル・家電などのみんなで使うものはお金を出し合って買うので、一人暮らし用のシンプルなものよりも少し値段が高くて性能がいい上質なものを揃えることができます。
小さくて安いものを買って使うよりも間違いなく生活は快適になります。
⑧生活リズムが整う
一人暮らしだと誰かに注意されることも誰かに迷惑をかけることもないので、どうしてもダラダラと過ごしたり連日夜更かしが続いたりと生活リズムが乱れてしまいます。
同居人がいると自堕落な生活を続けるわけにもいかないので、自然と生活リズムが整うようになります。
ルームシェアのデメリット
ルームシェアは今まで別々に住んでいた人同士が一緒に住むことになるので当然メリットばかりではありません。
デメリットになることも見ていきましょう。
- 家賃や生活費の折半で揉めやすい
- 家事の分担で揉める
- 共有スペースの使い方で揉める
- 使いたいときにお風呂やトイレが使えない
- 喧嘩すると気まずい
- 生活リズムが違うとストレスが溜まりやすい
- 恋人や友人を誘いにくい
- 私物を勝手に使われる
- 相手都合でルームシェア解消の場合がある
①家賃や生活費の折半で揉めやすい
毎月の家賃や水道・光熱費などの生活費は基本的に人数割にすると思いますが、平等にしようとしたことで逆に不満が溜まりやすくなることもあります。
例えばエアコンを使った電気料金で、家にいる時間が長くて長時間エアコンを使っている人と家にいる時間が短くてほとんどエアコンを使っていない人が同じ金額の電気料金を負担するとなると必ず不公平が生じ、後々のトラブルへと発展してしまう可能性が高いです。
②家事の分担で揉める
- 家事の担当者が当日残業で帰りが遅くなる
- 体調がすぐれない
- 単純にサボってしまう
こんなことで誰か一人に家事の負担が偏ってしまうと必ずトラブルになります。
仕方がない事情がある場合には担当日程を入れ替えたり柔軟な対応をする必要がありますし、意図的にサボった人にはペナルティを考えておくことも大切です。
③共有スペースの使い方で揉める
ルームシェアではリビングやキッチンは全員で共有して使うことになります。
各自の個室であれば好きなように使えば良いですが、共有スペースとなると話は別です。
共有スペースを私物を占領したり、自分だけのこだわりを押し付けようとすればそれが引き金になってすぐにトラブルに発展してしまいます。
こだわりも程々にしないといけません。
④使いたいときにお風呂やトイレが使えない
同じ部屋にトイレやお風呂が人数分あるわけないので順番を守って交代で使わないといけないですが、そんな時ほどタイミングが被ってしまうものです。
自分が使いたいときに使えないのもストレスですが、時間をきっちり決めてしまってまだお風呂へ入りたい気分でもないのに入らないといけないというのもストレスが溜まります。
その辺りをどう割り切るか、譲り合えるかが大切になりますね。
⑤喧嘩すると気まずい
同居人と喧嘩をしてしまうとかなり気まずいです。
各自に個室があるとはいえお風呂やトイレ、玄関が部屋の外にあるので自分の部屋だけでは生活が成り立ちません。
しかも部屋を出ると喧嘩相手と顔を合わすリスクがありますし、頭を冷やすための時間を十分に取ることもできません。
⑥生活リズムが違うとストレスが溜まりやすい
生活リズムが大きく違う人との同居はストレスが溜まりやすくなります。
早朝から仕事へ行く人が寝ている人を起こしてしまったり、夜遅くから仕事へ行く人が寝ようとしている人の邪魔をしてしまったり、決して悪気があるわけではなくても自分の生活リズムを崩されてしまうと細かいことでイライラして口論になることも少なくありません。
⑦恋人や友人を誘いにくい
家にいるのは自分だけじゃないので恋人や友人を呼びにくいとい面もあります。
同居人全員の共通の友人であれば良いですが、そうでなければあまり騒ぎすぎるわけにはいきませんし、同居人が留守だったとしてもいつ家に帰ってくるかがわからないので気を使います。
⑧私物を勝手に使われる
生活をしているとリビングや洗面所、浴室などの共有スペースに私物を置くことも増えてきますが、それらが勝手に使われることがあります。
浴室のシャンプーや洗面所に置いてある化粧水やヘアワックスが使われるなんてことはよくありますので、どうしても使われたくないものがある場合には毎回自分の部屋から持ち出して使うようにしないといけません。
⑨相手都合でルームシェア解消の場合がある
ルームシェアをしていると相手都合でルームシェアを解消しないといけなくなることがあります。
相手が転勤になってしまったり、彼氏彼女ができて結婚が決まったりすると継続することが難しくなりますので仕方がありませんが、急に言われてしまうと準備ができずに困ってしまいます。
最悪大きなトラブルになってしまう可能性があるので、事前に色々な事柄について取り決めをしておくことも大切です。
ルームシェアを長続きさせる3つのコツ
仲が良いことでルームシェアをしようと決める人も多いですが、勢いだけで決めてしまうと関係が悪くなってしまったり喧嘩別れすることになってしまうので注意しましょう。
ルームシェアを長続きさせてトラブルを回避するために次の3つは重要になってくるのでしっかり覚えておきましょう。
- 事前にルールを決めておく
- 共同生活であることを自覚する
- こだわりを捨てる
①事前にルールを決めておく
ルームシェアのルールは絶対に住み始める前に決めておきましょう!
住み始めてからルールを決めようとすると必ずトラブルになります。
後付けルールだと
「〇〇をされて嫌だったから禁止にしよう」
「〇〇だと困るからやめておこう」
と、相手のしたことが目についたからルールを作るという流れになってしまうので、相手からすると自分のしたことに対して後から文句を言われているような気持ちになってしまって良い気はしません。
特に
- お金の支払い
- 家事の分担
- 騒音
- ルームシェアの解消
についてはしっかりと取り決めをしておきましょう。
仲が良いからこそトラブルを避けるためにしっかりとしたルール決めが必要です。
②共同生活であることを自覚する
ルームシェアは自分以外の人との共同生活であることをしっかりと自覚しておきましょう。
最低限の気遣いは忘れてはいけないですし、困ったときはお互いに助け合うという気持ちを持っていないと上手くいきません。
③こだわりを捨てる
自分だけのこだわりを捨てるということも大切です。
自分だけで部屋を借りているわけではない以上、他人のやり方よりも自分のやり方を常に優先させるというわけにはいきません。
自分の部屋の外に強いこだわりを持ち出すとトラブルを招きますので、ある程度寛容に受け入れる心も必要です。
どうしても譲れないこだわりがある場合は事前に同居人に伝えて理解を得ておきましょう。
まとめ:ルームシェアを始める前にルームシェアについて知ることが大事
ルームシェアは後々トラブルになることも多く、始める前に色々と対策をしておかないと後悔してしまうことになります。
同居人とは友達以上家族未満というような特殊な関係になるので
- ルームシェアがどんなものなのか
- どんなメリットがあるのか
- どんなデメリットがあるのか
これらを知った上で決断する必要があります。
ルームシェアが始まってしまうと簡単に解消することはできず、自分の行動が相手も巻き込んでしまうということをしっかりと認識しておきましょう。
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