部屋探しを始めて気に入った部屋に出会えたなら、まずは他の人に取られないように確実に部屋を押さえないといけません。
そこでこの記事では確実に部屋を押さえるためにはどうすればいいのかという点について見ていきたいと思います。
- 気に入った部屋が見つかったけどこの後どうすればいいんだろう?
- 担当の営業マンに「この部屋が気に入りました!」と伝えたけどこれで良かったのか?
- 他の人に横取りされることってないの?
- 部屋を押さえるときに注意することってあるの?
上記のようなお悩みが一つでも当てはまる方の役立つ内容となっていますのでぜひ最後まで読んでみてください。
本記事を読むメリット
- 気に入った部屋を他人に取られないようにする方法がわかる
- 部屋を押さえる際に注意しておくべきことがわかる
- 駅に近い
- 家賃が相場よりも安い
- 建物が新しい
これらの内の一つでも優れていれば好条件として争奪戦はかなり激しくなります。
気に入った部屋であっても、先に他の人に取られてしまえばまた一から探し直しです。
部屋探しをするタイミングで全て希望条件通りの部屋が見つかるなんてことは少ないかもしれませんが、だからこそ気に入った部屋に出会えたなら確実に部屋を押さえて横取りを阻止していきましょう!
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気に入った部屋を押さえることの重要性
空き部屋があるマンションのオーナーは少しでも早く入居してもらうために複数の賃貸仲介会社に募集依頼をかけます。
人気のある部屋はインターネット掲載が始まったタイミングで多くの問い合わせが入りますし、内見して気になった部屋について悩んでいる間に他の会社で話が入っていたなんてことも少なくありません。
部屋を案内してもらった不動産屋から
- 今のところ他の人で決まりそうな話はありませんよ
- 他の人で決まりそうになったらこっそり連絡しますね
なんて言われたとしても馬鹿正直に信じてはいけません。
他社のお客様が部屋を気に入っているかどうかなんてわかるわけがないですし、最悪の場合「決まりそう」ではなく「決まってしまいました」と連絡が来ることになります。
気になっている部屋や他の人に取られたくないと感じる部屋に出会ったならすぐに押さえるぐらいの気持ちでいるようにしましょう。
確実に部屋を押さえるには入居申し込みをする
気に入った物件を確実に押さえる方法は1つしかありません。
それは誰よりも早く入居申し込みを済ませることです。
不動産屋の中には口頭で「部屋を押さえました」というところもありますが、大家さん次第では「正式に申し込みをもらったから」と簡単に覆されてしまう危険性があります。
入居申込書を提出して大家さんに部屋を借りる意思表示をすることで正式に一番手の商談として認識してもらえるということを覚えておきましょう。
その他にも申し込み段階で申し込み金(家賃1ヶ月程度)が必要になることもあります。
この申し込み金とは入居申し込みをするという意思表示をした申込証拠金にあたります。
入居審査に落ちてしまったり、契約締結前にキャンセルした場合には基本的に返金されますが、申し込み金を支払う時に
- 入居審査に落ちてしまった場合
- 入居審査承認後、契約締結前にキャンセルした場合
の取り扱いについては確認しておきましょう。
部屋を押さえる際の4つの注意点
部屋を押さえるために入居申し込みをすれば入居審査、そして契約手続きへと進んでいきます。
そこで部屋を押さえる前には必ず次の4つことに注意しましょう。
- 気が変わらないかどうかをしっかり考える
- 契約条件を事前に確認しておく
- 初期費用・月々のコストを正確に把握しておく
- 交渉ごとは部屋押さえと同じタイミングでしないといけない
1、気が変わらないかどうかをしっかり考える
入居申し込みをすれば契約手続きへと進んでいくことになります。
- まだこの部屋にするかどうか決断できない
- 他の人に取られたくないからとりあえず申し込みしておこう
- 嫌だと思えば途中でキャンセルすればいいか
こういった考えで安易に部屋を押さえてしまうと大家さんや不動産屋、本当にその部屋に引っ越したい人にかなり迷惑をかけてしまう可能性があります。
入居申し込み前には「本当にこの部屋でいいのか?」ということについてしっかり考えましょう。
2、契約条件を事前に確認しておく
契約するにあたっての条件についても早い段階で確認しておく必要があります。
わかりやすいところでいくと
- ペットは飼えるのか(多頭飼いはできるのか)
- 連帯保証人は必要なのか(連帯保証人に用意してもらう書類はあるのか)
- 保証会社への加入は必要なのか(保証料や更新料は必要なのか)
- 希望するネットプロバイダを使えるのか(特定のネットプロバイダ限定なのか)
- 地元自治会等には加入しないといけないのか(行事参加は必要なのか?)
等についてです。
最低限これらをキチンと確認しておかない、後々の契約手続きの時になって「えっ!そんな条件があったの?」なんてことにもなりかねません。
3、初期費用・月々のコストを正確に把握しておく
- 最初にどれぐらいのお金を用意しないといけないのか
- 毎月かかるコスト(家賃・共益費・駐車場料金等)はどれぐらいなのか
- 年間でかかるコスト(浄化槽清掃・自治会費等)はどれぐらいなのか
これらの費用についても入居申し込み前にしっかりと聞いておくことが大切です。
お金に関することはトラブルに発展しやすいので、後になって「そんな費用がかかるなんて知らなかった」とならないように気をつけましょう。
4、交渉ごとは部屋押さえと同じタイミングでしないといけない
- 家賃の値下げ交渉
- 敷金や礼金の値下げ交渉
- フリーレント交渉
- エアコン等の設備追加交渉
こういった条件交渉については部屋を押さえる(入居申し込みの)タイミングでするのがベストで、入居申し込み後の後出し交渉は成功率が大幅に下がるうえに大家さんの印象まで悪くなります。
どういう条件で申し込むのかを仲介会社と事前によく打ち合わせして後出し交渉にならないようにしましょう。
稀にある大家さんからのキャンセル
入居審査をパスしたなら早めに契約手続きを済ませておくことをオススメします。
- 家賃を値切らずに借りてくれる人が見つかった
- 長期で借りてくれる人が見つかった
- 借りてもらう予定だった一戸建てを売ることになった
- 身内に部屋を貸すことになった
- 自分で部屋を使うことになった
契約手続きが完了するまでであれば、こういった理由で平気でキャンセルを申し出てくる大家さんも稀にいますので要注意です。
人気物件ほど競争が激しく、大家さんもより条件のいい人と契約したいと思ってるので万が一のことがないように早いうちに契約を固めてしまいましょう。
まとめ:気に入った部屋は確実に押さえる
「この部屋だ!」と思える部屋が見つかったなら入居申し込みをして確実に部屋を押さえましょう。
案内してくれた不動産屋が「押さえときます」と言ったとしても、他の不動産屋からの申し込みを大家さんが受け付けてしまえば気に入った部屋を横取りされかねません。
ただし、入居申し込みをする前には費用面と契約条件面をしっかり確認し、どの程度の条件交渉をするかを不動産屋と打ち合わせを済ませておきましょう。
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