どうすれば?同じアパートなのに自分の部屋だけ家賃が高い

どうすれば?同じアパートなのに自分の部屋だけ家賃が高い 引っ越し術
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くろやぎ
くろやぎ

今住んでいるアパートに空き部屋があるんだけど、この前その部屋の入居者募集条件を見たら家賃が1万円以上も安くなってたんだよね。

同じアパートの同じ間取りなのに毎月1万円以上も差があるなんて不公平じゃない?

なんとかならないのかな?

あかねこ
あかねこ

確かにそういうことってよくあるよね。

基本的には賃貸借契約をした時点の条件が続く事になるから難しい問題だけど、実際にどんな行動をとるべきなのかを具体的に知っておこう。

 

今では部屋探しもインターネットが主流になったので、家にいながら手軽にスマホやパソコンで不動産の情報を検索できます。

 

ただ、手軽に情報を調べられるからこそ

  • ふと今住んでいるアパートの空き部屋の値段が気になった
  • 部屋探しをしている友人のために隣の部屋を勧めてあげようと思った

こんな軽い気持ちで自分の住んでいるアパートの現在の募集条件を検索してしまい、自分が今支払っている家賃よりも遥かに安い家賃で入居者募集されていることを知って愕然としてしまったなんて経験をする人も多くいます。

 

高い家賃を払い続けるのはもったいない気がするけど具体的に何をどうしていいのかがわからなくて、結局モヤモヤしながら払い続けているなら今すぐに行動を起こすべきです。

 

この記事では自分が支払っている家賃と空き部屋の募集家賃が全然違うことを知ってしまった場合にどういった行動を取るべきなのかについて書いてあります。

もし現在の賃貸条件に納得がいっていないなら出来るだけ早めに行動しましょう。

借りているアパートの家賃が勝手に下がらない理由

アパートも古くなればなるほど価値(家賃)は下がるはずなのに、住み続けている間は絶対に家賃が勝手に下がるなんてことはありません

その理由は大家さんとの間で結んでいる賃貸借契約が「その家賃の金額で部屋を借りる」という内容になっているからです。

 

同じアパート内でも各部屋の家賃額が全然違っているのは契約時期が大きく関係しており、契約した時期が古ければ古いほど家賃が高額で、時期が新しければ新しいほど家賃は安くなっている傾向にあります。

特に新築のときに契約した場合と2巡目、3巡目で契約した場合では家賃にかなりの差が出てきます。

家賃差を知ったときにとるべき3つの行動

今支払っている家賃と空き部屋の募集家賃にかなりの差があることを知ってしまったときにとれる行動は主に次の3つです。

  1. 大家さんに家賃の値下げ交渉をする
  2. 同じアパートの家賃が安い空き部屋へ引っ越す
  3. 新しいアパートを探す

 

差額が大きく今まで通りの家賃を支払うのが無駄だと感じてしまうなら今すぐに行動しましょう。

大家さんに家賃の値下げ交渉をする

まずは大家さんに値下げの交渉をしてみましょう。

その際に重要なのは、空き部屋の募集家賃を知っていることをしっかりと伝えることです。

空き部屋になっている隣の部屋が家賃5万円で募集されているようですが、僕の部屋は家賃6万円なので1万円も差があります。

値下げしてもらうことはできないでしょうか?

 

大家さんとしては言われた通りに値下げをする義務はないので当然断られることもあります。

成功率を上げるコツはあまり欲張らないことです。

例えば、全く同じ金額まで全く同じ金額までは無理でも差額の半分の値下げでどうかと折衷案を出してくれることもあるので、そういった場合には前向きに検討しましょう。

 

もし少額でも値下げ交渉が成功した場合には必ず覚書を作成し、賃貸借契約上の家賃が変更されたことを双方が納得したという証拠を書面で残しておくことが大切です。

こういった証拠となる書面を残していないと、将来的に大家さんがアパートの売却をした場合などに新しい大家さんとの間で余計なトラブルが起こってしまう可能性があるので、大家さん側から書面作成の提案がなければコチラから提案して作成しておきましょう。

 

家賃の値下げが成功した場合には大家さんから必ず口外禁止を求められます。

「大家さんに値下げ交渉したら値下げしてもらえたよ」って口を滑らせたために、他の部屋の住人からも「ウチも値下げしてほしい」と次々に話が出てしまうと大家さんもたまったものではありませんからね。

覚書の中で「口外禁止に違反した場合には元の契約家賃に戻す」というような特約が付くこともあるので気をつけましょう。

同じアパートの家賃が安い空き部屋へ引っ越す

すでに結んでいる賃貸借契約を盾に家賃の値下げが通らない場合や値下げ幅に納得がいかない場合には同じアパートの家賃が安い空き部屋へ引っ越すという方法もあります。

家賃の高い部屋の契約を解約し家賃の安い部屋の契約を結び直すということになるので、通常の引っ越しと同程度の費用がかかってしまいます。

 

  • 解約した部屋の原状回復費用
  • 新しい部屋の敷金や礼金、保証会社や火災保険等

これらの費用と毎月の家賃差を比較して、引っ越しまでして損をしてしまったなんてことにならないよう慎重に検討しましょう。

 

「家賃の値下げが難しいのであれば今の部屋を解約して安い部屋へ引っ越すことも考えている」と伝えることは大切です。

その人から受け取る家賃が下がって、さらに退去した部屋のリフォーム費用までかかるのであれば今の部屋のまま家賃を値下げした方が得だ、と大家さんが考え直してくれればコチラも手間が省けます。

 

新しいアパートを探す

家賃の値下げも難しく、安い部屋への引っ越しにもあまり魅力がない場合には納得できる条件の新しいアパートを探して引っ越すしかありません。

 

現在支払っている家賃と同じアパートの別の部屋の家賃にかなり差がある場合にはその地域全体の家賃相場がかなり下落していることが考えられるので、少なくとも今よりは安い家賃でグレードの高い部屋も見つかるはずです。

 

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まとめ

何かの拍子に自分が今支払っている家賃と同じアパートの部屋の家賃差を知ってしまい、どうしても納得できないと感じる場合には今すぐに行動を起こしましょう。

具体的には次の3つです。

  1. 大家さんに家賃の値下げ交渉をする
  2. 同じアパートの家賃が安い空き部屋へ引っ越す
  3. 新しいアパートを探す

 

契約条件に納得できないままに毎月高い家賃を払い続けるのはとても勿体ないことです。

家賃差も1ヶ月分であれば大したことないと感じるかもしれませんが、それが1年・5年となってくると金額も膨れ上がります。

 

同じ間取りの同じアパートの部屋に住んでいながら自分だけが高い家賃を支払っているという状況に納得せず、家賃差がかなりあることを知ったときには出来るだけ早めに行動することが大切です。

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