部屋を借りるときに家賃の値引き交渉を成功させるコツ

部屋を借りるときに家賃の値引き交渉を成功させるコツ 節約術
記事内にプロモーションが含まれています。

「お得にアパートを契約したい!」

引っ越しで部屋を借りるときには誰もが思うことです。

例えば同じ時期に隣同士の部屋を契約したとしても契約条件が違うなんてことはよくあります。

定価で借りるのか、値切って借りるのかでその契約の「お得度」は大きく変わってきます。

 

この記事ではアパートをお得に契約するために知っておいてもらいたい「家賃の値切り」についてお話ししていきます。

誰でも簡単にできることなので、最後まで読んでぜひ実践してみてください。

アパート契約で節約効果を高める方法

アパート契約の際に一番節約効果を高めるにはどうすればいいかご存知でしょうか?

 

答えは「家賃を値切る」です。

アパート契約時にかかる敷金や礼金を値切るのも瞬間的な節約効果はありますが、家賃を値切る方が長期的に効果を感じられ、住む期間が長ければ長いほど節約効果が高まります。

 

具体的に数字で見てみます。

仮に初期費用の礼金5万円を値切れたとすれば瞬間的には5万円を節約できますが、家賃2,000円を値切れた場合では2年間住めば4.8万円、3年住めば7.2万円、4年住めば9.6万円と長く住めば住むほど高い節約効果になります。

 

敷金や礼金よりも家賃を優先的に値切った方が長期的に見ると節約効果が期待できるので、お得に契約をしたいならまずは家賃の値切りを目指しましょう。

家賃を値切るための5つのコツ

アパートを借りるときに家賃を値切るにはコツがあります。

1,000円の家賃が値切れるかどうかで年間12,000円の出費が変わってきますので、しっかり予習していきましょう。

家賃を値切るための5つのコツ

  1. 物件の悪口を言わない
  2. 他の物件と迷っていることにする
  3. 長く住む予定アピールをする
  4. 狙いを家賃に絞る
  5. 営業マンの口のうまさを見極める

コツ①物件の悪口を言わない

家賃を値切ろうとする物件の悪口は絶対に言ってはいけません。

必死に物件の粗探しをして価値を下げて値切ろうとする人も結構いますがアレは逆効果です。

大家さんは自分のアパートに愛着を持っているので、悪く言われれば言われるほど機嫌を損ねてしまい、最悪の場合は「そんな人なら借りてもらわなくて結構です」と向こうから断られかねません。

 

家賃を下げてもらいたいなら悪く言って価値を下げるよりも、いかにこの物件を気に入ったのかを伝える方が効果的です。

コツ②他の物件と迷っていることにする

物件の条件交渉をする場合は必ず他の物件と迷っていることにしてください。

どうしてもココに住みたい!という気持ちを伝えるのも大事ですが、他の選択肢を考えていないことまで伝わってしまうと「家賃を下げても下げなくても借りてくれるんでしょ?」と思われてしまい、いい条件を引き出すことができない可能性があります。

 

「他の物件と迷っているけど家賃が希望通りに下がるならぜひ契約を進めたい」という形で交渉をするのが一番有利に交渉が進みますので、交渉を担当する不動産屋にも「ココが第一候補なので家賃が下がるなら契約したい。もし家賃が下がらないなら第二候補のところも含めて検討する」と伝えておくといいでしょう。

コツ③長く住む予定アピールをする

大家さんは短期よりも長期の契約を求めていますので、できるだけ長く住む予定であることを伝えておきましょう。

短期で解約されてしまうと部屋のリフォーム費用やクリーニング費用が都度かかってしまうので、大家さんとしては一度入居したらできるだけ長く住んでいてもらいたいと考えています。

 

大家さんの求めていない短期契約の方と大家さんの求める長期契約の方であれば条件交渉の結果が大きく違ってきます。

「長く住んでくれるなら〇〇ぐらいはいいかな」

と大家さんが気持ち的に甘くなることを狙っていきます。

 

実際にどれだけ長く住むことができるかは住んでみないとわからないので、交渉時点ではあくまでも長く住む「予定」であることをアピールしましょう。

コツ④狙いを家賃に絞る

値切り交渉をする際には「敷金も礼金も家賃も」と欲張らずに、できるだけ狙いを家賃に絞りましょう。

アレもコレもと欲張ってしまうと大家さんの印象がかなり悪くなってしまいますので、あくまでも「家賃のみが予算をオーバーしているのでなかなか決めきれない」という設定で交渉するといいでしょう。

 

条件交渉の際に

敷金と礼金はそのままでいいので家賃を〇〇円下げて欲しい」

「家賃を下げてもらえるならすぐにでも契約手続きをします

という風に「敷金と礼金がそのままならいいか」「すぐに契約手続きをしてくれるならいいか」と思ってもらえるように伝えておけばさらに成功率は上がります。

 

アパート経営歴の長いベテラン大家さんにとっては入居申し込みが入ったとしても安心できず、契約が締結されるまではキャンセルの可能性を考えてしまうので、早期に契約をしてもらえるというのは非常に喜ばれます。

コツ⑤営業マンの口のうまさを見極める、口下手や返し下手なら周りを巻き込む

実際に大家さんと家賃交渉をするのは不動産屋の営業マンなので、その営業マンの口の上手さを見極めることが大事です。

新人かベテランかだけで判断できるものでもなく、物件を案内してもらっている時の受け答え、質問に対する回答や切り返しを見て判断するしかありません。

そのうえで

  • 口下手
  • 返し下手

な印象があるようなら家賃交渉を任せるのは危険です。

 

家賃交渉を担当営業マンに任せるのが難しそうだと判断したなら

「店長さんはどれぐらいまで家賃下げてもらえると思います?」

「このアパートの大家さんと仲のいい営業さんっています?過去にどれぐらいまで下げてもらったとか情報あります?」

こんな感じでできるだけ周りを巻き込むようにして、口下手な営業担当が単独で家賃交渉に当たることのないように保険をかけておきましょう。

まとめ

家賃を値切るための5つのコツ

  1. 物件の悪口を言わない
  2. 他の物件と迷っていることにする
  3. 長く住む予定アピールをする
  4. 狙いを家賃に絞る
  5. 営業マンの口のうまさを見極める

今回ご紹介している5つのコツをしっかり予習して実践することで、家賃値切りの成功率をかなり上げることができます。

 

有利に家賃交渉ができるのは部屋の契約をする前です!

この時点で家賃を上手く値切っておくことで長く住めば住むほど節約効果が高まるという好循環に持っていくことができます。

コメント